熊本市が県内で初めて導入する『宿泊税』について、熊本市は7月22日に「総務大臣の同意が得られ、2026年7月に宿泊税を新設することが正式に決定した」と発表した。

1人1泊200円 年間約7億円の税収見込む

宿泊税は地方自治体が独自に設ける法定外目的税で、熊本市では2023年に議論をスタートし、2025年3月の議会で条例案を可決、総務省との協議を進めていた。

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熊本市によると、7月22日に村上誠一郎総務大臣の同意が得られ、熊本市での宿泊税の新設が正式に決定したという。

宿泊税の導入は熊本県内では初めてで、これにより2026年7月1日から熊本市内の宿泊施設では一律1人1泊200円を宿泊者から徴収する。

熊本市は、宿泊税による収入を年間約7億円と試算。熊本市は宿泊税によって「観光振興や訪れる人の滞在環境の整備に努める」としている。

(テレビ熊本)

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