熊本市が県内で初めて導入する『宿泊税』についてです。市は22日、「総務大臣の同意が得られ来年7月に宿泊税を新設することが正式に決定した」と発表しました。
宿泊税は地方自治体が独自に設ける法定外目的税で、熊本市では、おととし議論をスタートし今年3月の議会で条例案を可決、総務省との協議を進めていました。
市によりますと、22日村上 誠一郎 総務相の同意が得られ、熊本市での宿泊税の新設が正式に決定したということです。
宿泊税の導入は熊本県内では初めてで、これにより来年7月1日から熊本市内の宿泊施設では一律1人1泊200円を宿泊者から徴収します。
市は、宿泊税による収入を年間約7億円と試算。熊本市は宿泊税によって「観光振興や訪れる人の滞在環境の整備に努める」としています。