岩手県内で2025年に入り主食用のコメを生産する意向が示された水田の作付面積は、2024年より3700ha増える見込みであることが農林水産省のまとめで分かりました。
生産者の意向をまとめた農林水産省の調査によりますと、2025年の県内の主食用のコメの作付面積は4万6800haと2024年より3700ha、率にして約8.6%増える見込みであることが分かりました。(6月末時点・見込み)
増加幅は比較ができる2008年以降最大です。
一方、飼料用のコメの作付面積は2024年より1800ha減り3000haに、大豆は400ha減って3700haとなる見込みです。
主食用のコメの作付面積が増えた要因について農林水産省東北農政局では「コメの価格高騰に伴い、農家の生産意欲が高まったことで増産や飼料用のコメからの切り替えが進んだため」と分析しています。
(岩手めんこいテレビ)