岩手県内で顔などに赤い発疹が出るリンゴ病の流行が続いています。
また7月20日までの1週間で確認された百日ぜきの新規患者数は56人で、2025年の累計は1000人を超えました。

県によりますと、7月20日までの1週間に県が指定した27の医療機関から報告されたリンゴ病の新規患者数は、1医療機関あたり2.11人で、前の週を0.3ポイント上回り2週ぶりに増加に転じました。

保健所管内別にみると県内10の保健所管内のうち、二戸・県央・盛岡市・一関の4つの地域で警報レベルの「2人」を超えていて、依然流行が続いています。

また、同じ期間に県内で確認された百日ぜきの新規患者数は56人で、前の週から1人減りました。

県内での2025年の累計の患者数はこれで1039人に達し、14人だった2024年1年間の患者数の約74倍となっています。(2018年以降で最多)

※二戸保健所管内は二戸市・軽米町・九戸村・一戸町
※県央保健所管内は八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町
※一関保健所管内は一関市・平泉町

岩手めんこいテレビ
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