トンネル出口で車が激しく衝突
高知・四国横断自動車道で17日、トンネルを走行中だった撮影者が目にしたのは、事故が発生した瞬間だ。

撮影者:
衝撃的ですね。心臓はバクバクしてました。

当初、隣の車線を走る前の車がどんどん加速して、撮影者を突き放している様子が撮影されていた。
そして次の瞬間、水しぶきを上げたかと思うと、赤く光るテールランプが右へ左へと蛇行運転を始める。さらに大きく右へ。

そして左へと揺られた後、車はようやく路肩に止まった。
この時、何が起きていたのか?

撮影者によると、前の車は左右に車体が揺れた後、左側のトンネルの壁に激突していた。

そして弾みで車は右へ飛ばされ、縁石に乗り上げて、もう一度左側にぶつかったという。

撮影者:
一回目左にぶつかった時が衝撃が強くてドーンって聞こえて、ぶつかった反動で右まで行って壁に乗り上げて、そのまま壁を走ってるような状態。
大雨の中でハイドロプレーニング現象か
しかし、いったいなぜ事故が起きてしまったのか。
撮影者:
結構雨が降っていて、トンネルが切れたところでハイドロプレーニング現象だったのかなって。

ハイドロプレーニング現象とは、雨で濡れた道路でスピードを出すと、路面とタイヤの間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態となってハンドル操作が利かなくなる現象のことだ。
この事故で、車に乗っていた男性は軽傷を負い、警察が事故の詳しい原因を調べている。
(「イット!」 7月22日放送より)
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