参議院選挙後の日経平均株価は、一時4万円台を回復しましたが売り買いが交錯しました。
参議院選挙後初めての取引となった22日の東京株式市場で、平均株価は反発して始まり、上げ幅は午前中に一時400円を超えました。
都内の証券会社では社員が対応に追われていました。
証券会社:
(石破首相が)すぐに辞任しないと言ってますし、もっと負けるかなと思ったがそこまででは。
市場では石破首相の続投表明で、政権が不安定になることへの懸念がやわらいだとの受け止めが広がりました。
ただ、午後になると利益確定の売りが加速し、平均株価は一時200円以上値を下げました。
市場関係者は、「政局や政策への先行きの不透明感が続いているため徐々に売りが広がった」と指摘しています。
また、今後について「政局や関税の行方を見守りながら、横ばいが続くのでは」との声も出ています。