夏の高校野球岩手県大会は7月22日に準決勝2試合が行われ、決勝に進む2チームが決まりました。
第1試合では同地区の強豪私立が激突しました。

千葉梨々花アナウンサー
「夏の頂点まであと2勝。決勝に進むのはどのチームか。球児たちの戦いから目が離せません」

第1試合は春の王者・盛大附属と創部10年で初めて準決勝に駒を進めた盛岡誠桜が対戦しました。

1点を追う盛岡誠桜は4回、ヒットと相手のエラーで1アウト2塁1塁チャンスに、6番・和嶋のセンター前への当たりで2塁ランナー柿崎が一気にホームインし、盛岡誠桜が同点に追いつきます。

しかしそのウラ、盛大附属は8番・萩原のタイムリーで1点を勝ち越すと、さらに1番・坂本の走者一掃のスリーベースヒットでこの回3点を追加し盛岡誠桜を突き放します。

投げては盛大附属のエース雨田が躍動。5回からマウンドに上がると5者連続三振を奪うなど流れを渡しません。

盛岡誠桜はその後1点を返しますが、7回ウラにも2点を追加した第1シードの盛大附属が6対2で勝利し、2年連続の決勝進出を決めました。

盛岡誠桜 中村晴主将
「この仲間とともに、いいとこまで来れたというのは自分の中で一生の思い出になると思う。自分たちが成し遂げられなかった甲子園を後輩たちに『託した』という思いでいる」

第2試合は第2シードの久慈と大会3連覇を狙う花巻東が対戦しました。

花巻東は序盤から猛攻をみせ3回までに7得点。
対する久慈も4回に打線がつながり3点を返しますが、そのウラ一挙7点を奪った花巻東が5回コールド14対3で勝利し決勝に駒を進めています。

岩手めんこいテレビ
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