涼しげな風鈴の音色を奏でているのは、松江市美保関町の青石畳通りです。
地元の観光協会の職員が7月22日、84個を取り付けました。
風鈴が吊るされたお店の店員:
この音を聞くとね、気持ちまで涼しくなります。
千葉県から訪れた人:
石畳と相まって、とても気持ちが良いです。
江戸時代から続く石畳の通りに、軽やかに響く風鈴、松江・安来地区の9つの高校の美術部員が絵を付けました。
6年前から、訪れる人を癒やしている高校生の風鈴、2025年は、文豪・小泉八雲の妻・セツをモチーフにしたドラマが10月から放送されるのに合わせて、「ばけばけ」をテーマに。
八雲や代表作の「怪談」に登場する雪女などが色鮮やかに描かれています。
また、短冊には、松江の魅力をアピールするメッセージや世界平和の願いも添えられています。
松江市観光協会美保関町支部・永田恵梨さん:
街並みもすごく素敵ですし、ここと風鈴が合っていて音が涼しげでとても良いので、ぜひいっぱい歩いて、いろいろ楽しんでいただけたらなと思っております。
この風鈴は、9月24日まで取り付けられ、道行く人に“涼”を届けます。