インターハイの話題、陸上、男子100mに出場する近畿大学附属東広島高校の荒谷匠人(あらたに たくと)選手を取材しました。
【中西敦子アナ】
「今年、広島で行われるインターハイ男子100mで上位進出を狙う2年生スプリンターに注目です」
近大附属東広島高校の2年生・荒谷匠人選手。
広島県総体で優勝したもののインターハイ出場を決めた中国総体では「2位」に。
自分を見つめ直す重要な大会だったと振り返ります。
【荒谷匠人選手】
「相手に競られてしまうとどうしても自分の気持ちが前に出てしまって緊張して足が流れてしまう癖が出てしまうので、そういうところをまた再認識できたこと気持ちの面で気づいたこと。(技術面では)スタートでいかに前に飛び出せるかどうかということが課題として見つかりました。そういうところで得るものが大きかったと思います」
荒谷選手が記録を伸ばす上で大切だったのは県内で活躍するライバルたち。
その中でも、1学年上の渡邊選手の存在は欠かすことができません。
【荒谷匠人選手】
「渡邊選手だったり、色々なライバルがいるからこそ記録が伸びる要因となっていて、ライバルでありいい先輩色々とお手本にすべきところが多くある先輩だと思います」
研究熱心な一面を持つ荒谷選手は実際に走る練習だけでなく様々なことから「速く走るヒント」を取り入れています。
【荒谷匠人選手】
「トップ選手の走り方をいくつかピックアップして自分に取り入れたり、自分と似ている選手の走り方を取り入れたり。、はたまた、動物の走り方でさえ見たりしています」
【中西敦子アナ】
「どういう動物の映像を見るんですか?」
【荒谷匠人選手】
「ダチョウとかだったり、関節の向きが違いますがダチョウとかだったり、なんか色々と脱線しながら見ています」
24日から始まるインターハイ地元広島で行われる大会にどんな思いで、臨むのでしょうか。
【荒谷匠人選手】
「去年、100mではインターハイに出ることができなかったのでやっぱりワクワクしますし、地元開催なので、それ以上にワクワクしています。まずは自分のために走ってその後に結果がついてくると思うので、しっかり自分のことに集中してその後で結果で色々な人に恩返しをしたいと思います」
<スタジオ>
緊張よりもワクワクしているという荒谷選手。
インターハイは24日開会、初出場の100mは26日そして2年連続出場となる200mは28日に行われます。上位進出に期待ですね。