２５日未明、広島市安佐南区にあるおがくずから燃料を製造する工場で火事がありました。けが人はいませんでした。
【竹内記者】
「工場とみられる建物から白い煙がかなり広範囲にわたって立ち込めています」
消防によりますと、午前４時ごろ広島市安佐南区八木町の「共栄工産」の工場で、「建物から炎が出ている」と従業員から通報がありました。
【現場近くの会社の従業員】
「火の手は結構対岸から見ても１０メートルくらい真っ赤な炎がでていました。その時まだ暗かったけどそこだけ真っ赤に明るかった。結構燃えとるわと思って」
消防車１８台が消火にあたり、火はおよそ４時間半後に消し止められました。
けが人はいませんでしたが、出火元の倉庫が半焼したほか、隣接する会社の建物２棟が
部分的に焼けたということです。
この工場では、おがくずを固めて作る「オガライト」という燃料を製造していて、工場内に保管してあったオガライトになんらかの理由で着火し、火事が起きたものとみられます。
