20日投開票が行われた参院選鹿児島選挙区は、無所属・新人で立憲民主党が推薦した尾辻朋実さんが自民党の元職らを破り初当選を果たしました。
改選1議席を争う鹿児島選挙区で自民党が議席を確保できなかったのは初めてです。
また、鹿児島選出としては初めての女性の国会議員が誕生しました。
20日投開票が行われた参院選鹿児島選挙区では、無所属・新人で立憲民主党が推薦する尾辻朋実さんが30万1026票、自民党・元職の園田修光さんが23万4893票、参政党・新人の牧野俊一さんが17万989票、NHK党・新人の山本貴平さんが1万2309票で、尾辻さんが初当選を果たしました。
鹿児島選出としては初めての女性の国会議員が誕生しました。
参院選鹿児島選挙区で初当選・尾辻朋実氏(44)
「地方の社会は課題が多すぎる状況にある。今その重さを身にしみて感じている」
一夜明けた、21日朝。
尾辻さんは鹿児島市のJR鹿児島中央駅近くで、つじ立ちを行い、道行く車に手を振り、当選の感謝を伝えていました。
参院選鹿児島選挙区で初当選・尾辻朋実氏(44)
「ずっと約束してきた『鹿児島中を走り回ります』と言ってきたので、一つでも多くの現状に足を運んで、働く皆さんの声を聞きに行きたい」
参院選鹿児島選挙区の投票率は56.46%で前回を7.83ポイント上回りました。