大乱戦の東京選挙区、今回は欠員の補充を含めて7人が当選します。

「追い風」に乗った参政党のさやさん、「逆風」を乗り越えた自民党の鈴木大地さん、共産党・現職の吉良佳子さん、そして国民民主党の牛田茉友さんの4人の当選が確実です。

残る3議席をめぐっては、国民民主党の奥村祥大さん、公明党の川村雄大さん、立憲民主党の現職・塩村文夏さんらが競り合う展開となっています。

元衆院議員の無所属・山尾志桜里さんは落選確実です。自身の過去のスキャンダルを巡る会見の後に、一度決まった公認を見送られ、国民民主党から梯子を外された形の山尾氏。無所属で意地の出馬も落選確実です。

大逆風となっている自民党ですが、比例での予測議席数は10です。

経済評論家・岸博幸さんがここに滑り込めるかは、まだ見通せない情勢となっています。慶応大学大学院教授の岸博幸さん。経済産業省出身でバラエティ番組でも“辛口評論家”として活躍。2021年の菅義偉政権では内閣官房参与を務めました。多発性骨髄腫を患う中で出馬を決意。日本経済の復活に命を燃やします。 

福島選挙区は自民党の現職で元法務大臣の森雅子さんが接戦を制し、4回目の当選を確実にしました。

いわゆる「裏金問題」では森さん自身も282万円の不記載があり、“逆風”を受けながらの選挙戦でしたが、福島復興など、これまでの実績を強調し、議席を守りました。

FNN
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