7月20日投開票の参議院選挙で、宮城選挙区(改選数1)から立候補した立憲民主党の現職・石垣のり子氏が再選確実となった。開票開始直後に当選確実と報じられ、石垣氏は、仙台市内の選挙事務所で支持者に向けて当選の弁を述べた。
石垣氏は、支援者や選挙ボランティア、テレビ越しに見守る有権者へ向けて感謝の意を示し、「6年前にいただいた奇跡の議席を、こうして2期目につなぐことができました。本当に皆さんのおかげです」と語った。
石垣氏はこの選挙戦を振り返り、「6年前と比べて、皆さんのお顔、まなざしがより真剣だった」と述べた。「この6年間で多くの方の生活が苦しくなり、心の叫びや悲痛な声を感じてきた」と語り、支持者が「石垣をもう一度国会に」と一丸となって戦ったことが勝利につながったと力を込めた。
初当選時から一貫して「賃上げこそが最優先」「上げるべきは賃金であって、消費税ではない」と訴えてきた石垣氏は、当選の弁でもその立場を改めて示した。
「まだ一歩を踏み出したにすぎませんが、より良い暮らしを支える政治を。そして何より人権を守り抜くために、どのような政治の在り方が求められているのかを常に基本に据えて、これからの6年間、しっかりと仕事をしてまいります」と語った。