事実上の政権選択選挙となった参議院選挙は20日、投票日を迎えた。石川県では合わせて県議補選金沢市選挙区の投票も行われる。午後8時に投票が締め切られ、石川テレビの独自調査で、県議補選は自民党の新人、喜多浩一氏、参政党の新人、荒木博文氏の当選が確実となった。
午後10時半時点は宮本氏がリード
午後10時30分時点の開票状況は以下の通り。開票率は40.26%。(敬称略)
宮本周司…85484票
浜辺健太…55515票
牧野緑…39566票
村田茂…9172票
小沢正人…2412票
県議補選は自民・喜多浩一氏と参政・荒木博文氏の当選が確実

金沢市出身の喜多氏は早稲田大学を卒業後、今村証券に入社。2011年の金沢市議会議員選挙で
初当選を果たし、市議を14年務めた。今回、県政に初挑戦した喜多さんは国とのパイプを強調し、経済政策や教育環境の整備を訴えた。

荒木氏は馳浩知事の衆議院議員時代の元秘書で2019年から自民党の金沢市議を務めていたが、今回の県議補選に参政党から立候補するために市議を辞職しました。荒木さんは参政党が掲げている教育や食の安全のほかしがらみのない政治の実現を訴え支持を広げた。
参議院選挙・石川県議補選の投票日…投票率は前回より大幅増
参議院選挙石川県選挙区には、届出順に共産党新人の村田茂候補、自民党現職の宮本周司候補、国民民主党新人の浜辺健太候補、政治団体・NHK党新人の小沢正人候補、参政党新人の牧野緑候補の5人が立候補している。

また同日に投票が行われている、石川県議会議員補欠選挙、金沢市選挙区には、欠員2に対し、届け出順に、いずれも新人で共産党の亀田良典候補、政治団体環境にやさしい政党を作る会の藤原徳英候補、参政党の荒木博文候補、自民党の喜多浩一候補、無所属の窪田直司候補の5人が立候補した。

19日までに期日前投票を済ませた人は、27万8676人で、これは石川県内で行われた国政選挙の期日前投票としては過去最多となった。
推定投票率は58.22%と前回から12.23ポイント増
県選管は20時30分時点の推定投票率を発表した。投票率は58.22%と、前回より12.23ポイント高くなった。
なお、各自治体の推定投票率は次の通り。
金沢市…54.59%
七尾市…56.82%
小松市…61.43%
輪島市…56.47%
珠洲市鳳珠郡…61.24%
加賀市…58.07%
かほく市…60.27%
羽咋市羽咋郡南部…61.74%
かほく市…61.98%
白山市…58.73%
能美市能美郡…72.38%
野々市市…57.99%
河北郡…61.27%
羽咋郡北部…60.28%
鹿島郡…58.35%
こちらのサイトでは、開票状況を速報でお伝えする予定だ。
(石川テレビ)