宮城県塩釜市では、みこしを乗せた船が松島湾をめぐる夏の恒例イベント「塩釜みなと祭」が開かれました。7月21日は、航空自衛隊松島基地のブルーインパルスが展示飛行を行いました。
日本三大船祭りの一つに数えられる「塩釜みなと祭」は1948年に始まり、今年で78回目の開催となります。
祭りの見どころは、高台の神社から担ぎ出される2基の「みこし」です。みこしの重さはおよそ1トン。氏子たちは202段ある急な石段を慎重に下っていきました。
訪れた人
「なんか重そうでした」
「声に出ないくらい素晴らしかったです」
「この暑さで大変だなと、熱中症にならなければいいなと思います」
「えらいね、本当にえらい。塩釜のかがみですね」
その後、塩釜港に到着したみこしは、「御座船」と呼ばれる船に乗せられます。およそ80隻の船を従えて松島湾をめぐり、海の安全や大漁などを祈願しました。
訪れた人
「船もたくさん見られて、とてもいい1日になりました」
また、21日は松島湾の上空を「ブルーインパルス」が舞い、華麗なアクロバット飛行を披露しました。
訪れた人
「6機がまとまって行動したり、すごいパフォーマンスが見られて、とても楽しかったです」
塩釜みなと祭は、21日午後8時ごろまで続きます。