小学校の教室で1人、髪が真っ白な男の子が…。 
福岡県の学校に通う小学生、小村律月(りつき)くんです。 

律月くんの母・憂さん: 
本当にびっくりして、『なんで白いのかな』というのがまずあったけど、次にあったのが『この子生きられるのかな』とか…。 

律月くんの母・憂(ゆう)さん。 
小村家の三男として誕生した律月(りつき)くんは、 生まれつき皮膚や髪などの色素が少ない「アルビノ」という難病を抱えています。 

律月くんの母・憂さん: 
目にも色素がないから、すごくまぶしいんですよね。あと弱視なので見えづらい。視力が0.1。 

視力が低い律月くんが、お母さんを見つけやすくするため、髪の毛を明るく染めたそうです。 

律月くんの母・憂さん: 
うちの場合は、アルビノは個性だと思ってます。すごくこの子の強みだと思います。

“アルビノへの理解を広めたい”と、憂さんは4年前から 「ありのままの律月くん」をSNSに投稿し始めました。 

“胸を張って生きてほしい”という憂さん。 

そんな前向きな気持ちが律月くんにも自然と伝わっています。 

ーー髪の色は何色が好き? 
律月くん: 

シロ!そのままがいい! 

律月くんの母・憂さん: 
人は違って当たり前。みんな顔が違うし、仕草やにおいだって違う。 だから自分の違うところを認めてほしいし、 胸を張って“これは自分の個性”って言ってほしい。

アルビノへの理解を広めるため、“ありのまま”を投稿する憂さんの活動はあすも続きます 。
(「イット!」7月7日放送より)