7月20日に就航する新しいクルーズ船「飛鳥3」が17日、佐世保に寄港し市民から温かい歓迎を受けました。(※「3」はローマ数字)
17日朝、佐世保港に姿を見せた新しいクルーズ船「飛鳥3」です。
7月20日の就航を前に、「習熟航海」として乗組員約470人と共に、韓国のプサンから佐世保に立ち寄りました。
飛鳥3は全長230メートル、乗客数740人の大型客船で、シアターやプール、露天風呂なども備え洋上のリゾートをたっぷりと楽しめます。
燃料には重油や軽油のほか、環境にやさしいLNG=液化天然ガスを使えるのが特徴です。
佐世保への寄港は、飛鳥2がSSK佐世保重工業で定期検査を受ける際に生まれた市民交流がきっかけで実現しました。
小久江尚 船長(61)
「佐世保の皆さんの熱い歓迎は変わらない。飛鳥2同様に、飛鳥3も愛される船になりたいと思っている」
乗組員の多くは昼食に佐世保バーガーを楽しんだということで、飛鳥3は午後3時ごろ横浜港へ向け出港しました。