詐欺の罪やオンラインカジノをした賭博の罪などに問われている大分東警察署の元巡査に対し、検察は16日懲役2年、罰金10万円を求刑しました。
詐欺や賭博の罪などに問われているのは大分東警察署の元巡査安達明音被告27歳です。
起訴状などによりますと安達被告は2024年8月、報酬をもらう約束で自分名義の銀行口座のキャッシュカードを他人に譲り、暗証番号を教えたほか、2025年1月、オンラインカジノで複数回にわたり賭博をした罪などに問われています。
安達被告は起訴内容を認めています。
16日開かれた裁判で検察は「警察官として法令を順守すべき立場にあり犯行は悪質」などとして懲役2年、罰金10万円を求刑しました。
安達被告は6月30日に別の4つの事件で追送検されていましたが、14日付ですべて不起訴処分となっています。
判決は8月1日に大分地裁で言い渡されます。