愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅の東口に新しい交通ターミナル「バスタ」を整備するプロジェクトが、国の検討段階が格上げされたため、本格的な事業計画の策定に向けた検討会が松山市で16日に開かれました。

東京大学大学院教授・羽藤英二検討会長:
「時代の変化のなかで、しっかりと発展できるようなJR松山駅の新しいあり方を議論できればと思っております」

検討会は「国の検討段階が格上げ」されてから初めて開催。委員は有識者や交通事業者、経済団体などの13人で、JR松山駅周辺の路面電車の電停、タクシーやバスの乗り場など、機能面の大まかな配置を確認していきました。

有識者からはJR松山駅だけでなく、大手町通りにかけての周辺の「回遊性」も高めていくべきとの意見も上がりました。

松山市都市・交通計画課・神野誠担当課長:
「バスタ機能もそうなのですが、周辺の道路とか含めて全体の回遊性を考えていかないといけないという議論があったりですとか、事業計画策定にはいろんな関係者がいらっしゃいますので、関係者と調整しながらなるべく早く進めていきたい」

松山市は今後、駅を訪れる人数をもとに必要なバスの本数やバスタの規模を固め、乗り場や待合所など施設の具体的な検討に入る方針です。

この一方で、事業計画を策定する時期など具体的なスケジュールは示されておらず、計画の実現は当分先になりそうです。

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テレビ愛媛
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