奈良県天理市で時速60キロの速さで信号を無視して交差点に侵入し、軽自動車と衝突して、運転手の男性に重傷を負わせた危険運転致傷の疑いで36歳の男が逮捕されました。
今年3月、天理市嘉幡町の交差点で、軽自動車が時速60キロの速度で、赤信号を無視して交差点に侵入し、右折しようとした軽自動車と衝突しました。
衝突された軽自動車を運転していた37歳の男性は、内臓を損傷する全治1カ月の重傷を負いました。
この事故で警察は、信号を無視した軽自動車に乗っていた無職の桝村龍治(36)容疑者を危険運転致傷の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し桝村容疑者は「逮捕された理由は分かりました。まずは弁護士さんを呼んでください」と話しているということです。
事故直後、桝村容疑者も足を怪我して病院搬送され、その際に尿からコカインの成分が検出された他、車の中からは大麻とコカインが発見されていて、警察はすでに、麻薬取締法違反の疑いで逮捕していました。
今後、警察は違法薬物と危険運転の関連についても捜査することにしています。