兵庫県西宮市の住宅で、首が切断された状態の女性の遺体が見つかり、36歳の息子が女性を殺害した疑いで逮捕された事件で、母親の体に複数の刺し傷が見つかったことが分かりました。
きのう=15日夜、西宮市の住宅で「精神的に不安定な息子が部屋に閉じこもり妻を監禁しているかもしれない」と住人の男性から通報があり、駆け付けた警察が首が切断された女性の遺体を見つけました。
警察によると、死亡したのはこの家に住む小林亨子さん(67)で、部屋にいた小林さんの36歳の息子を殺人の疑いで逮捕しました。
息子は「母を殺したことに間違いありません」と容疑を認めています。
捜査関係者によると、部屋からは血の付いた刃物が押収されていて、享子さんの体には複数の刺し傷があったことが新たに分かりました。
またこの部屋からは、切断された頭部も見つかっています。
警察はきょう=16日午後司法解剖を行い、死因などを調べる方針です。