福岡県久留米市で解体工事中の建物が崩壊し作業員2人が死亡した事故で16日、厚生労働省の職員などが現地に入り、事故原因の確認を進めています。

事故現場周辺に設置された防犯カメラの映像では、事故が起きた15日午後1時40分ごろに砂ぼこりが広がり、周辺から人が集まって来るのが確認できます。

警察などによりますと15日、久留米市六ツ門町で築43年の2階建て空き店舗の解体工事中に建物が崩落しました。

現場では当時6人の作業員が作業に当たっていましたが、3人が崩落した建物の下敷きになり20代と40代の男性作業員2人が死亡し、1人が治療中です。

また、近くを歩いていた50代の男性も巻き込まれましたが、命に別条はないということです。

16日午前から厚生労働省の職員などが現場を訪れ、崩壊した建物の確認作業を進めていて、安全が確保でき次第、警察などが実況見分を行う方針です。

テレビ西日本
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