酒を飲んで車を運転して車に衝突する事故を起こし、そのまま立ち去った疑いで16日、福岡市の美容師の男が逮捕されました。
酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのは福岡市早良区の美容師、藤田慶一容疑者(39)です。
早良警察署によりますと藤田容疑者は6月22日午後8時20分ごろ、福岡市早良区西新の通称・明治通りで、酒を飲んだ状態で車を運転し、止まっていた車のサイドミラーに自身の車のサイドミラーをぶつける事故を起こした後、立ち去った疑いです。
約20分後に歩いて現場に戻って来た藤田容疑者から酒のにおいがしたため、警察が呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されました。
当時、藤田容疑者は「自宅に車を置いたときにミラーが壊れているのに気づき、事故を起こしたと思って戻って来た。自宅に着いてから焼酎200ミリリットルの1カップを駐車場で飲んだ」などと説明していました。
その後、警察が捜査を進めたところ、藤田容疑者が酒を飲んで車を運転している状況が防犯カメラの映像などで確認されたということです。
逮捕後の調べに藤田容疑者は「飲酒運転ではありません」と容疑を否認しているということです。
警察は飲酒の量や経緯をさらに詳しく調べています。