能登半島地震の災害派遣先で、同僚の女性隊員に性的発言を繰り返すなどしたとして、仙台駐屯地に所属する４０代の男性自衛官が減給１カ月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、仙台駐屯地東北方面衛生隊の４０代の２等陸曹です。
仙台駐屯地によりますと、２等陸曹は能登半島地震の災害派遣中だった去年１月１６日から３１日までの間、救護待機中の救急車の車内で、同僚の女性隊員に対し性的な発言を繰り返すなどして不快にさせたということです。
仙台駐屯地は、この２等陸曹を減給３０分の１、１カ月の懲戒処分にしました。
仙台駐屯地東北方面衛生隊の武田征紀隊長は、「本事案が発生したことは、誠に申し訳なくおわび申し上げます。今後、同種事案が生起しないよう再発防止に努めるとともに、隊員に対する指導を徹底します」とコメントしています。
