FNNは12、13日の2日間、電話による世論調査で参院選の中盤の情勢を探りました。秋田県選挙区は現職の寺田静氏が一歩リードし、自民党の中泉松司氏が追っています。
フジニュースネットワーク・FNNは12日と13日の2日間、全国の18歳以上を対象に電話による世論調査を実施し、約3万4000人から回答を得ました。
秋田テレビは調査とこれまでの取材をもとに、参院選秋田県選挙区の中盤情勢を探りました。
それによりますと、無所属で現職の寺田静氏は、立憲民主党・共産党・社民党支持層の約9割を固めました。また、国民民主党・日本維新の会支持層の約6割から支持を得ています。
自民党の元職・中泉松司氏は、自民党支持層の約8割を固めました。また、公明党の支持層は約7割に浸透しています。一方で、支持する政党がない、いわゆる無党派層は1割程度にとどまっています。
参政党の新人・佐藤美和子氏は、参政党支持層の7割から支持を得ています。また、国民民主党支持層の2割に浸透しています。無党派層からの支持は1割程度にとどまっています。
政治団体NHK党の本田幸久氏は、支持の広がりが見られません。
こうしたことから秋田県選挙区は、寺田氏が一歩リードし、中泉氏が追っています。佐藤氏は支持の広がりが限定的です。
一方で「決めていない」もしくは「分からない」と回答している有権者もいるため、情勢は今後変化する可能性があります。