現在行われている参議院選挙の期日前投票。金沢市内の投票所ですでに投票を済ませた人に誤って投票用紙を再交付した疑いがあることがわかりました。
金沢市選挙管理委員会によりますと、13日金沢市福増町(ふくますまち)の安原(やすはら)市民センターに開設されている期日前投票所で、参議院選挙の選挙区と比例代表の投票用紙が1票ずつ不足していました。
金沢市では12日から県議会議員補欠選挙の期日前投票も始まっていて、すでに参院選の投票を済ませた人が県議補選の投票に訪れた際に誤って再交付した可能性が高いということです。13日投票所を閉鎖する際の確認作業で投票用紙が不足していることが発覚し、投票者数や交付枚数、残数をチェックしたものの原因の特定には至りませんでした。
誤って再交付された疑いのある投票用紙については投函された場合区別がつかないため有効票としてカウントするということです。
市選挙管理委員会は「再発防止に向け、より一層チェック体制の強化に努めてまいります」とコメントしています。