島原市で葬儀場を運営する本多商会が、7月3日、破産開始の決定を受けたことが分かりました。
負債総額は約1億9400万円です。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ長崎支店によりますと、本多商会は1987年4月に創業し、島原市大手原町で「やすらぎ会館新館」など3カ所の葬儀場を運営し、仏壇や仏具冠婚葬祭用の贈答品などの販売も手がけていました。
同業者との競合や営業エリアの人口減少などで業績が低迷していたうえにコロナ禍で葬儀が簡素になり、営業環境が悪化したということです。
負債総額は約1億9400万円です。