給排水・衛生設備などを手がける新潟県長岡市のアイ・エヌ設備が新潟地裁長岡支部から破産手続き開始決定を受けた。
民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、アイ・エヌ設備は2002年3月設立され、地元長岡市および近郊の建設業者からの下請工事や民間元請工事を主体に事業を展開していた。
しかし、工事量が伸び悩む中、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、2023年11月期の年売上高は約5800万円にとどまった。収益状況が厳しく、先行きの見通しが立たず営業継続を断念し、今回の措置となった。
負債は約3800万円に上っている。