第38回サフォークランド士別ハーフマラソン大会は7月13日、北海道士別市で開催されました。今年は暑さが加味され、昨年から1時間前倒しの朝8時スタートとなった。スタート時の気温は19.6度と、例年より涼しいスタートとなった。

大会のアンバサダーを務めたのはスポーツジャーナリストの増田明美さん。さらにゲストランナーにはアテネ五輪女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきさん。そして、箱根駅伝の5区山登り区間でごぼう抜きし「新・山の神」と呼ばれた柏原竜二さんが参加した。

ハーフマラソン男子は、東京五輪男子マラソン代表で、昨年の北海道マラソンの優勝者の中村匠吾選手(富士通)らが招待選手として出場した。また女子10キロには2022、2023年の世界選手権マラソン代表で“腹筋女王”と呼ばれる松田瑞生選手(ダイハツ)が出場した。

ハーフマラソン男子は涼しい天候も影響してか、最初の5キロ、10キロ、15キロとトップが集団で走る展開に…。最後は駿河台大学の古橋希翁選手が実業団選手を振り切り、1時間2分36秒で優勝した。2位はトヨタ紡績の羽生拓矢選手、3位はJR東日本の中山雄太選手が入った。
またハーフ女子は愛媛銀行の福田美空選手が1時間14分37秒で優勝。2位は同じく愛媛銀行の豊田由希選手、3位は埼玉医科大学グループの古賀華実選手だった。
男子10キロは札幌学院大学の早川拓海選手が32分02秒で優勝。女子10キロはダイハツの松田瑞生選手が32分49秒で優勝した。
