13日は東京都心で3日ぶりに真夏日になるなど、全国で暑さが続いています。
夏の訪れを告げるお祭りも各地で始まりました。
威勢のいい掛け声とともに、2025年の一番山笠をかき出す男たち。
福岡の夏を彩る「博多祇園山笠」で13日、「集団山笠見せ」が行われました。
7つのかき山笠が勢い水を浴びながら、博多から那珂川を越えて、かつての城下町・福岡に入りました。
祭りは15日の追い山笠でフィナーレを迎えます。
西日本を中心に13日も厳しい暑さが続いています。
最高気温が35.6度となり、2025年一番の暑さとなった長野市では、子供たちがカブトムシを捕まえるイベントが開かれました。
男の子は次々と捕まえていきますが、女の子は怖くて触れず、大学生などに頼む子もいました。
参加者は、オス・メス1匹ずつ持ち帰ることができるということです。
福井・大野市では、地元の人たちが育てた1万本のヒマワリが見頃を迎えています。
13日も家族連れなど多くの人が訪れ、夏らしい風景を写真に収めていました。
訪れた子供は、「黄色で太陽みたいに輝いているのがきれいだと思いました」と話しました。
ヒマワリ畑の横には、季節外れの雪がお目見え。
2025年2月から、特殊なシートで保存されていたものだそうです。
訪れた人たちは、暑さの中、雪とヒマワリの競演を楽しんでいました。
13日は関東でも気温が上がり、東京都心で3日ぶりに30度を超えるなど、夏の暑さが戻りました。
神奈川県の人気観光地江の島では、湘南の夏の風物詩「天王祭」が行われました。
祭りのハイライトが「海上渡御」です。
ふんどし姿の男衆がみこしを担ぎ、海に入っていきます。
ご神体を対岸の女神に会わせるために海に入るのだということです。
現地で話を聞くと、「海に入って気持ちよくですね、神様もお喜びだと思います」「迫力満点で本当にかっこよくて、もうみこしファンです」「湘南の夏が始まったぞと、最高でした」などと話しました。
関東は今週後半から来週にかけて梅雨明けの可能性が。
本格的な夏はすぐそこです。