目の前にクマの親子が出現
北海道・斜里町の道路で6月23日に撮影されたのは、草むらから出てきたクマの親子だった。
撮影者は「前の車が止まってたんですね。何かなと思って、そしたら反対側の道の脇に黒いものが見えてて」と語る。

しかも親グマはそのまま、ゆっくりとこちらへ近づいてきていた。撮影者によると、親グマの体長は約2mで子グマたちがその後を追っていた。
前の車もクマを前にして停車しており、先へ進めない状況で撮影者も様子を見守るしかなかった。

撮影者:
身の危険は感じてないですよ。正直だって車なんだから。ただジッとしていればいなくなるかなとは思ってましたから。
クマが至近距離まで…撮影者は冷静対応
撮影者はクマを目にしたのは3回目だったため、冷静に対応していたが不安もあった。
撮影者:
レンタカーだったんで、クマが車にかじってきたり、爪立ててきたりしたらあとが面倒くさいなと思いましたけどね。

親グマはチラリとこちらを見たが、約1mの距離をそのまま通過していった。
撮影者は「たまたま近くで寄ってきたから、近くで撮れてラッキーとしか思ってないですよ」と話している。
環境省は車の移動中にクマと遭遇した場合は、むやみに停車したり、車から降りたりせず、近寄らないようにと注意を呼びかけている。
(「イット!」 7月10日放送より)
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