7月20日投開票の参議院議員選挙、鹿児島選挙区では4人が立候補しています。
KTSライブニュースでは届け出順に候補者の訴えや素顔に迫るシリーズをお伝えしています。
10日は自民党に逆風が吹く中、国会議員としての経験をアピールし支持を訴える自民党の元職、園田修光さんです。
自民党・元職 園田修光候補(68)
「使いがいのある男だから必ず永田町の中ではしっかり仕事ができる」
衆参10年の実績を訴える自民党の元職、園田修光さん。
自民党現職・尾辻秀久参議院議員の勇退表明に伴い行われた県連の公募で公認を勝ち取り、この日を迎えました。
衆議院の鹿児島2区を主な地盤とする園田さん。
9日は奄美大島に入り雨の中マイクを握りました。
園田修光候補
「離島の生活を守る。離島の産業を守っていく。離島の農家を守っていく。そういうことを国会の中でさせていただきたい」
2024年の衆院選では県内4つの選挙区のうち1つでしか公認候補が勝利できなかった自民党。
逆風も吹く一方で、県内で最も多くの地方議員を抱えるのも自民党です。
園田さんが各地を回る際は、その土地を地盤に持つ議員らがともに街頭に立ち支持を訴えます。
自民党・三反園訓衆議院議員
「色々なことができる。本当に仕事ができるのが園田修光さん」
さらに選挙戦序盤の7日には、早くも石破茂総裁が応援に駆けつけ、県内3カ所でマイクを握りました。
自民党・石破茂総裁
「防災について語っている党がどこかありましたか。どこも言っていない。言っているのは我々自民党と公明党だけ。誰がこの国に責任を持つのだ。社会保障もそう。専門家は園田修光なんだ」
ともに回った園田さんも野党の減税案を批判、社会保障の充実を訴えます。
園田修光候補
「参議院議員時代に厚生労働委員長をさせていただいた。社会保障が中心。皆さんの年金、医療、介護、子育ての予算が中心。30兆円を超えるお金がかかる。それでもまだ足りない。足りないような状態で野党は無責任に減税をという話をしている」
選挙戦最初の週末。
寺田県議
「笑顔を撮りに来たって」
園田修光候補
「そうですか。分かりました!」
昼食のため鹿児島市の事務所に戻ってきた園田さん。
今回の届け出順は3番目。
3という数字には、縁を感じるそうで…
園田修光候補
「生まれた月も3月で13日で、(昭和)32年で3だらけ。(背番号3だった)長嶋(茂雄)さんが『勝つ勝つ勝つ』と言ったでしょう。縁起がいい。3番は」
そう言ってトンカツを頬張った園田さん。
20分ほどで食べ終えると、休む間もなく再び遊説に出かけました。
「がんばるぞー!」
9日、自民党県連で行われた選挙対策会議。
自民党県連・森山裕会長
「我々が政権を失っては大変なことになる」
党の幹事長でもある森山裕県連会長も東京から駆け付ける中、冒頭以外非公開の会議では、勝利に向けた話し合いが約1時間半にわたって行われました。
森山会長
「比例の候補の団体としっかり連携しながらさらに戦いを進めていこうと」
政権与党の自民党。
その公認候補として―
園田修光候補
「国を預かっているものとして無責任なことはできない」
豊富な経験を持つ即戦力をアピールし―
園田修光候補
「すぐに使える男。すぐに結果を出していきたい」
園田さんの戦いは続きます。
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