前節、ホームで相手の5倍以上の本数のシュートを放ちながらもノーゴールに終わり、7試合ぶりの黒星となったベガルタ仙台。
森山佳郎監督
「約20本のシュートを放って点数が入んないようじゃ勝てない。一本一本のクロス、シュートの意識をトレーニングから高めていく」
7月12日の藤枝戦を終えると、リーグ戦は3週間の中断期間に突入。重要な一戦を前に、10日の練習ではサイド攻撃からのシュート練習を重点的に行いました。
その中でひときわピンポイントなクロスを上げていたのが、怪我から復帰後2戦連続途中出場の相良竜之介選手です。
昨シーズン、キャリアハイとなる9ゴールを上げ、攻撃の中心として開幕から先発出場を続けていましたが、3月の富山戦で左ひざを負傷。およそ3か月間の離脱を経て6月、14試合ぶりにピッチに立ちました。
相良竜之介選手
「試合を上(スタンド)で見ることが多かったので、自分が活躍してるイメージを持ちながらやってきた」
復帰2戦目となった前節は、惜しいミドルシュートを放つなど早速存在感を発揮。シーズン前に立てたキャリア初の二桁ゴールという目標を達成するために、ここからの巻き返しを誓います。
相良竜之介選手
「二桁ゴールを目指さない限りは点も重ねていけない。僕が結果をしっかりだしていければ、チームもさらに上に行ける」
中断期間前最後の一戦に勝利し、リーグ終盤戦に弾みをつけられるか。若きエースが帰ってきた攻撃陣の奮起に期待がかかります。
相良竜之介選手
「次節勝利して良い流れで中断期間に入って、中断明けから爆発的に勝ちを重ねられるようにしたい。ほんとにこの一戦に全てをかけたい」