石破首相は7月11日、公示後、初めて宮城県内入りし、消費税減税を否定したうえで、改めて給付金の必要性を訴えました。
西ノ入菜月アナウンサー
「石破総理が演説する会場では、手荷物検査や金属探知機で危険なものを持っていないかチェックするなど厳重な警備が敷かれています」
仙台市内のホールで開かれた演説会には、立ち見など1000人以上が集まりました。この中で、石破首相は社会保障費の財源を守りながら、物価高対策を進める考えを強調しました。
石破首相
「政治がその場だけうければ良いことを言い始めると国は滅びる。消費税は医療・年金・介護・子育て、そのための財源なのであって、軽々しくこんなものに手をつけてはならない。困っている人に手厚く、困っている人に素早くやっていく。減税も給付も同じように困っている人たちのためにやっていく」
改選定数1の宮城選挙区には、現職1人と新人6人のあわせて7人が立候補をしています。
参議院選挙は7月20日に投票が行われ、即日開票されます。