県教委が小中学生を対象に実施した学力調査の結果が発表され、中学の数学と英語で目標に大きく届きませんでした。

県教育委員会は、ことし4月に公立小中学校など468校、3万人あまりを対象に独自の学力調査を実施し、小学5年生が国語と算数、中学2年生が国語と数学、3年生が英語の試験を受けました。

県教委は科目別の平均正答率の目標を60パーセントとしていましたが、中学2年の数学と3年の英語で50パーセントに届きませんでした。(国語:63.1、 数学:49.8、英語:48.8)

一方、小学校では国語、算数ともに目標を上回りました。(国語:60.1、算数:67.0)

県教委は回答に必要な情報を問題から抜き出す力や、根拠を持って自分の考えを書く力、問われている内容の理解に課題があると分析しています。

テレビ長崎
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