各地で、走行中のドライバーが思わず声を上げるような危険な場面が相次いでいる。対向車線を逆走するバイク、道路上に落下していた脚立、合流地点での無理な右折など、どれも一歩間違えば重大事故につながる危険な瞬間がカメラに捉えられていた。
逆走バイクが車列を強引追い越し
長野市で6月22日午後2時半頃、道路を走行中だったドライバーが目の当たりにしたのは思いがけない光景だった。

なんとバイクが対向車線にはみ出して逆走し、スピードを出して撮影者に向かってきたのだった。
撮影者:
信じられなかったですね。対向のど真ん中を走ってたので、何でここ走って来るんだろうって感じですね。
バイクは撮影者の横をスレスレで通過すると、何台もの車を追い抜きながら走り去っていった。

無謀なバイクについて撮影者は「結構渋滞してたので、信号の先頭に行きたかったのかなっていう。自分勝手な運転はやめてもらいたいですね」と話している。
危ない!高速道路に落ちていた「脚立」
一方、埼玉・所沢市の高速道路で6月28日午後1時半頃、こちらでは突然、撮影者の前を走る車が急ブレーキをかけた。

そして次の瞬間、道路上に何かが落ちているのが見えてくる。なんと、道路に落ちていたのは脚立だった。

撮影者:
脚立のような長いものが落ちてましたね。

撮影者もとっさにハンドルを切って脚立を避けたが、…
撮影者:
とっさにミラーを確認して避けられたんですけど、今思うとギリギリだったなって思うと、怖かったなっていうのは思いますね。

合流でいきなり右折する車にヒヤリ
さらに静岡・伊豆市の高速道路で6月28日午前5時頃、ここでも思いがけない瞬間が撮影されていた。

画面左側から本線に合流しようとする1台の車が、いきなり右折してきたのだ。車は撮影者の通行を妨害する形で飛び出してきており、危険な瞬間だった。

幸いにも撮影者は間一髪で衝突を回避することができた。
なお、運転していたのは60代くらいとみられる女性だったという。

撮影者は「事故を起こさないよう交通ルールを守ってほしいです」と話している。
(「イット!」 7月8日放送より)