色画用紙を切り貼りして厚みを持たせる独自の技法で描かれた著名人の似顔絵の作品展が、島根県浜田市で開かれています。
デコピンを抱く大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手に、オリンピックなど世界の舞台で活躍する浜田市出身の陸上・三浦龍司選手。
様々な色画用紙を切り貼りして厚みを持たせる独自の技法で描かれた似顔絵は、人物の特徴が巧みにとらえられています。
浜田市三隅町の石正美術館で開かれている作品展『の・ような似顔絵展8』。
出雲市在住の鐘築等さんが制作したスポーツ選手や芸能人など、著名人の似顔絵69点が紹介されています。
鐘築さんは小学生のころ、マンガのキャラクターを描くことが好きになり、中学生になると、担任の先生や同級生の似顔絵を描くようになりました。
当初は色鉛筆で描いていましたが、50歳の時、色画用紙を切り貼りする技法にたどり着いたということです。
展示作品のなかには、昭和世代には懐かしい往年のスターを描いたものもあり、見ているだけで楽しくなります。
この作品展は、浜田市三隅町の石正美術館で7月13日まで開かれています。