7月6日までの1週間に宮城県内で確認された百日咳の患者数は126人となり、統計を開始してから過去最も多くなりました。
県によりますと、6日までの1週間に確認された百日咳の患者数は、前の週より23人多い126人で、初めて100人を超えた前々週から18人増えました。
統計を開始した2018年以降で最多となります。
患者の7割は5歳から14歳の子供です。今年の累計患者数は833人にのぼり、これまで年間最多だった2020年の118人をすでに大きく上回っています。
百日咳は、激しい咳が長期間続く細菌性の感染症で、新生児や乳幼児では重症化するおそれがあります。
県はマスクの着用や手洗いなど、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。