福井空襲と福井地震の犠牲者を追悼する「お堀の灯り」に向け、戦争を知らない福井市の児童が平和への祈りを込めて灯籠を作りました。
          
灯籠づくりは、戦争を知らない世代に語り継ごうと順化小学校で行われていて、今年は全校児童約120人が参加しました。
 
福井空襲の体験者の話を基に作られた紙芝居が披露された後、児童たちが戦争の悲惨さや平和の大切さに思いを巡らせつつ灯籠を作りました。
 
児童らは―
「福井でも空襲があったとは想像していなかったから、聞いてびっくりした」
「こういう日がずっと続いてほしい」
  
「お堀の灯り」は福井城址の周辺で9月27日から10月4日まで開かれ、児童らが作った灯籠も並び、ろうそくが灯されます。

福井テレビ
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