津山市小田中の不動産業「和香」が7月1日に岡山地方裁判所津山支部から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、和香は1988年設立の不動産業者です。所有する建物「和香マンション」の共同住宅及び店舗の賃貸と管理を主力とした不動産業を手がけていました。
しかし、借入金の返済が滞っていたとみられ、2016年3月に金融機関からの借入金がサービサーに譲渡されていました。
その後、会社は2017年の株主総会の決議で解散していたものの、事後処理により今回の事態に至ったということです。負債総額は3億6000万円とみられています。