今年の夏休みの予算が平均金額で10万円を突破し過去最高を更新です。
明治安田生命保険が行った「夏に関するアンケート調査」(20代から50代までの男女1120人を対象)によると、今年の夏休みの予算の平均金額は10万4901円となり去年の8万2964円から2万1937円増えて過去最高を更新しました。
予算額は、4年連続で増加していて10万円を超えたのは初めてです。
予算を去年より「増やす」理由として「賃上げで収入が増えたため」(27.5%)と回答した人が去年から倍以上に増えました。
ただ、賃上げを理由にあげた人の勤め先の45.1%が従業員数1000人超の大企業でした。
また、予算を去年より「減らす」理由は「物価高で家計が厳しいため」が62.0%でした。
明治安田生命保険は「雇用の約7割を占める中小企業の従業員に賃上げの恩恵は乏しく、“我慢の夏”を強いられる家計の方が多い模様だ」と分析していて夏休みの予算を増やす人と減らす人の二極化が浮き彫りとなりました。