水の事故が増える海水浴のシーズンを前に玉野市の海水浴場で7月10日、警察と海上保安部による合同の救助訓練が行われました。

玉野市の渋川海水浴場で行われた合同訓練には、玉野海上保安部と瀬戸内海沿岸を管轄する3つの警察署から合わせて21人が参加しました。

「助けて!助けて!」

訓練は海水浴に来ていた人が溺れたという想定で行われ、救助隊員たちはボートを組み立て出動し、浮き輪を使って要救助者を引き上げるまでの一連の動きを確認しました。

警察によりますと、県内の海や川などで発生した水難事故は今年に入ってからおとといまでに12件発生していて8人が死亡しているということです。

(玉野警察署警備課 藤井一宏課長)
「(通報があったら)警察官が一番に現場に駆け付けるので資材を活用してすぐに救助出来るための訓練を目的に実施した。危ないところでは泳がない。遊泳禁止のところへは行かない。もし溺れたらすぐに助けを呼んでください」

玉野市の渋川海水浴場の海開きは7月12日です。

岡山放送
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