富士山は10日、静岡側の登山道で山頂までの冬季閉鎖が解除され、山開きを迎えた。

2025年は条例に基づいた登山規制が初めて行われる。
10日、山開きを迎えたのは、静岡側の富士宮口と御殿場口、それに須走口の3つの登山道。

富士宮口6合目では、午前9時のゲートの撤去とともに富士山頂への登山を始める多くの登山客の姿があった。

静岡県は、2025年から登山者に1人4000円の入山料とともにルールやマナーの事前学習を義務化し、山小屋の宿泊予約がない場合は、午後2時から翌日の午前3時までの入山を禁止している。
手続きを終えた人たちは、リストバンドをつけて山頂を目指していた。
登山者は、「(夫)調べて、アプリでこれ(事前学習)しなきゃなど確認しながら」、「(妻)でも合理的でいいですよね」、「できるだけこのままきれいに維持してもらえたらいいかなと思います」などと話していた。

富士山の開山期間は、9月10日まで。
(「Live News days」7月10日放送より)
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