”黒い真珠”と呼ばれる高級ブドウ「ピオーネ」のハウス物の収穫が三次市で始まりました。
三次市東酒屋町では「三次ピオーネ生産組合」の20戸の農家がおよそ14ヘクタールのハウスでピオーネを栽培しています。
今年は春先に低温が続いたことや梅雨明けが早く雨が少なかったことで生育が心配されましたが、水やりの管理などを徹底しておこなったことで順調に育ちました。色付きがよく、糖度も例年並みの18度以上と良好のようです。
【三次ピオーネ生産組合組合長・敷本忠洋さん】
「大変糖度も乗って美味しいブドウに仕上がっていると思いますので、収穫の時期を迎えて大変うれしく思っています。この夏暑いですが、食べて乗り切っていただきたいな、と思っています
収穫初日はおよそ6トンが収穫され選果場で箱詰めされたあと市場へと出荷されました。ハウス物の収穫は230トンを見込み、その後は露地物の収穫が始まります。