全国の若手アーティストの活躍を応援します。
松江市で、公募で選ばれたさまざまなジャンルの若手作家の作品を集めた展覧会が始まりました。

松江市の島根県立美術館で9日から始まったアート展「KUNIBIKI’25(クニビキ)」。
若手アーティストに発表の場を提供しようと、2013年から開かれている公募作品展です。

会場には、島根県を中心に全国47組の若手作家が手がけた絵画やイラスト、立体作品など約200点が展示されています。

こちらは、苦しい労働を強いられている女性をモチーフにした立体作品。
顔や体に付いた桜の花びらには、苦しい中にも幸せがあるというメッセージが込められています。

またこちらは、流木を使った立体作品。
電熱ペンで付けられた幾何学模様の焼き跡が素材がもつ本来の模様と調和しています。

中村友香記者:
こちらの作品は、自分磨きというテーマで勾玉を磨いています。

実際に、触れて楽しむ作品も展示されています。

funkotsu・中島祥吾代表:
ふだん会えない県外の作家さんとも会えるし、県内の作家さんでも普段活躍の場が違えば会うこともない人がたくさんいるので、そことの交流を楽しみにしている作家さんもおられる。現場で作品を試せるっていうを楽しみにしていると思います。

今回は美術館内のレストランでは会期中、コラボメニューとしてランチプレートやソフトクリームが提供されています。

この展覧会は入場無料で、7月14日まで松江市の島根県立美術館で開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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