9日、佐賀駐屯地への配備が始まった陸上自衛隊のオスプレイ。そもそも、オスプレイとはどんな機体なんでしょうか?
陸上自衛隊の輸送機オスプレイ。
最大の特徴は、飛行機とヘリコプターの両方の特性を兼ね備えることです。
飛行機のように速く、長い航続距離を飛行できるほか、ヘリコプターのような垂直離着陸が可能です。
また、戦闘用ではなく隊員や物資を輸送する機体で、座席は24席。
最高時速は約500キロで、約2600キロの距離を飛行できます。
機体は、軽量化のため配線などがむき出しになっています。
また、機体の後ろ側は見張りのため出入口を開けて飛行します。
オスプレイは複雑な構造で飛行の特性もヘリとは違うことから、操縦するパイロットには高い技術が求められます。