参議院選挙について。仙台市選挙管理委員会は、若者の投票率を向上させようと、初めて大学のキャンパスに期日前投票所を設置しました。
期日前投票所が設置されたのは、青葉区の東北学院大学五橋キャンパスで、7月9日と10日の2日間、仙台市内の有権者であれば、誰でも投票することができます。
9日は早速、大学に通う学生が“1票”を投じていました。
学生
「すごく便利で授業の合間に来れたので、土日はアルバイトとかしていて、忙しかったりするので良いシステムだと思った」
「僕たちが大人になったり、新しい世代が誕生していくと思うので、日本がよりよい国になっていったらという思いで投票した」
仙台市選挙管理委員会によりますと、去年10月の衆院選では、市内全体の投票率が50.62パーセントだったのに対し、20代が31.46パーセントと最も低く、18歳と19歳が38.18パーセントと、2番目に低くなりました。
仙台市選管が大学のキャンパスに投票所を設置するのは今回が初めてで、低迷する若い世代の投票率向上につなげたいとしています。
仙台市選挙管理委員会 三浦貴之選挙管理課長
「学校に来るついでに投票に立ち寄っていただければと思いますし、ぜひ各区に住む皆さんにも、投票所に来てほしい」