参議院選挙は、各地で期日前投票が行われていますが、鳥取市の大学ではキャンパス内に9日開設された期日前投票所で、SNS映えする投票済カードが配布されました。
若い世代の投票率向上が狙いです。

鳥取市の公立鳥取環境大学。
キャンパス内に9日限定で開設された期日前投票所で用意されたのは、「パーティーメガネ」のようなデザインのカードです。投票したことを証明する投票済みカードで手に入れた学生にカードを使った自撮り写真をSNSなどで発信してもらい、投票を促進するのが狙いです。

鳥取県選挙管理委員会 阿部愛香さん:
10代20代の投票率というのは、他の年代に比べても下がっているので、ぜひ学生から学生へ啓発していただくことで、より自分事として考えていただいて投票につながればという目的で行っています。

県選管によると、鳥取県内の18歳と19歳の投票率は、2016年の参院選では42.96%だったのに対し、前回2022年には32.01%と10ポイント以上減少していて、投票率全体を押し下げた形になっています。

「よかったら投票お願いします。」

また昼休みのキャンパス内で、県選管の呼びかけに応じた学生2人がティッシュやうちわを配りながら投票を呼びかけました。

学生:
全然考えていなかったです。(うちわをみて)思い出したという感じです。
22歳なので大人になってきたなと思うので、政治に対しての意識はちゃんと持っておこうかなと思っています。

こうした学生自身による投票の呼びかけは、鳥取大学でも11日に行われます。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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