天皇皇后両陛下のモンゴル訪問を歓迎し8日夜、晩さん会が行われ、陛下は現地のオーケストラとビオラで共演されました。
8日夜に行われた晩さん会で、陛下はモンゴル語で「サー・ホンダガ・ウルグイー(では乾杯しましょう)」と呼びかけ、大統領夫妻や皇后さまと笑顔で乾杯されました。
この後、陛下は日本から持ち込んだ愛用のビオラを手にステージへ。
一緒に演奏したのは、民族楽器「馬頭琴」の交響楽団と地元のビオラ奏者です。
大統領からスピーチで、陛下が18年前にもこの楽団と共演したことを「国民は大切に記憶している」と紹介されましたが、実は現地入り後、本番直前も陛下は練習を重ねられていたそうです。
そうした努力を知る皇后さまは暖かいまなざしで見守られました。
陛下からの2度目の音楽の贈り物に、招待客は立ち上がって大きな拍手を送っていました。