陸上自衛隊の輸送機オスプレイの佐賀空港への配備が始まり9日午前、1機目が到着しました。
佐賀空港には9日10時20分ごろ、千葉県の木更津駐屯地に配備されていた陸上自衛隊のオスプレイ1機が着陸しました。
空港の西側に新設された佐賀駐屯地に配備され、8月中旬までに合わせて17機が到着します。
今回の配備は、九州と沖縄の防衛力を強化する「南西シフト」の一環で、島しょ部への隊員輸送などを担います。
一方、過去に事故が相次いでいることから、佐賀空港の前では配備に反対する市民が抗議集会を開きました。
また、配備された機体は天候不良などの場合、隣接する柳川市の上空を飛行するということで、福岡県でも安全性への懸念が強まっています。